チャンネル

ラジオやテレビの放送電波にも幅があり、これを周波数帯と言います。またプールなどで作られるコースの数はおのずから何本と決まってしまうのと同じで、テレビに使うと決めた周波数帯にも制限があります。6メガサイクルずつ区切って、第1、第2・・と番号を付けており、これがチャンネル番号です。チャンネルとは溝とか通信路の意味で、周波数帯、ラジオは中心周波数の前後5キロサイクルずつ、つまり、10キロサイクル、日本やアメリカのテレビは映像と音声の双方を合めて6メガサイクルの幅を持っています。チャンネルの数は限られ、さらに外国からぐる電波の混信を受けて使いものにならないものもあるほか、同じ所ですぐ隣り合わせたチャンネルを使うと、相互の混信が起こってしまいます。チャンネルは、需要に比べれば極度に数が少なく、どのような強さの電力で、どのような周波数を、どの場所で、どのような目的で、どのような事業者に使わせるか、放送用の電波の使用には国の監理統制は不可欠のものです。電波法では放送局を含む無線局を開設しようとする者は郵政大臣の免許を受けなけれはならないとしています。また個々のテレビ放送局やラジオ放送局に対して使用チャンネルを振り当てることを、チャンネル割当と言います。

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